いろいろ考察所

ツイッターで書くには余りにも長過ぎたり趣味が入り過ぎてることを隔離する場所

3ヶ月ぐらいでサービス終了してしまったソシャゲ、アイドルコネクトをやってみた話

8月末日 僕はツイッターを眺めていた時、とある広告を見かけた。スクフェスやらデレステの流れを汲んだスマホ音ゲーソシャゲがリリースされたとのことだ。しかもなんか完全にオリジナルな二次元アイドル企画(ラ!とかワキガみたいなヤツ)を立ち上げてる。完全オリジナルってことはキャラデザもシナリオも楽曲もイラストも何もかも1から作られたってことだ、しかもシナリオはラノベ作家さんに依頼してるらしい。ものすごいお金掛かってそう。このソシャゲ戦国時代にそんな奇怪な奇行に走ったゲームの名はアイドルコネクト。

パッと見た感じどうにもダメそうなのに無駄に金が掛かってそうに見えた。だからだろうか、普段ならこの手の広告は見てから2秒でスルーするのだが、なんかDLしてしまった。
そしてざっくりやってみたので感想をまとめてみよう。

まず始める前に公式HPをググってみたところ、サイトにリリース記念の声優さんのボイスメッセージなんてものがあった。すげー、1から作った企画でそんなに余裕がないはずなのに丁寧な作りである。ラジオを1年ぐらいサボってたひなビタにコイツの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

そしてDLしてからアプリを開くと、「皆さんからのプレゼントです」ってメッセージと共にログボが渡される。
このメッセージで今作の魔法石的なアイテムである思い出のカケラが渡されるのはまだ分かるけどこの文面でコインが渡されるのは如何なものか。仕方ないのでアイドル達が仕事で稼いだお金の一部を回した事務所維持費って事で脳内補完しよう。
ちなみに思い出のカケラについてだが、これの入手手段はログボやイベントの報酬、フルコンボーナスとここまでなら思い出がありそうなタイミングなので普通に納得出来るのだが、魔法石的なアイテムなので当然金で買える。いくら現実でも思い出を作るには多少お金が必要とはいえそれでいいのか…


それで始めてみたワケだが、まず音ゲー部分の作りがはっきり言ってあまりよろしくない。
僕はそんな上手くないけど一応音ゲーマーなので、普通の人よりも遥かに多くの音ゲーに触れてきたし、それでもコレはスマホ音ゲーの中でもあまり良くない方だと思う。

1番の原因は判定にある。いや判定自体はすんごいユルい。ボルテがこの判定だったら15鳥2倍ぐらいになってるんじゃないの?ってぐらいユルい。ちゃんと調べてないから判定のフレームは実はボルテと変わんない可能性もあるけど、まあデレステと同じくらいと思っていただければいい。
問題は縦の判定じゃない。横だ。
このゲームはまあよくあるノーツが降ってきたタイミングでタッチするヤツなんだが、降ってきた場所に対応する部分と言うか、降ってきたノーツをタッチして押したってなる部分が異様に狭い気がする。要するに弐寺ポップンなんかでボタンとボタンの間を叩いちゃうアレが多発するのである。しかもタッチパネル式の音ゲーでだ。
コレのせいで譜面自体は対した事ないのにコンボがブチブチ切れる。
他の音ゲーだとこうならないために、例えばタッチパネル式音ゲーのパイオニアであるリフレクなんかは、画面が7つのエリアに区切られており、タッチした位置とノーツの位置が多少ずれてでもノーツが降ってきたエリアにタッチできてればつながるみたいな仕様だった気がする(だからcode1が全押しで繋がる)
アイコネもこんな感じの工夫をして欲しかったところである。

あとは欲を言えばデレステのLEGNEみたいなインパクトがすごい譜面を初期曲のどれかに付けとけば話題になった気もする。けど初期曲からあんなインパクトのある譜面を出す変態音ゲースマホゲー界のみならずAC音ゲーでも滅多に見ない。あのチュウニですら初期曲は割と無難な譜面だし。まあでももうちょい譜面は考えて欲しかったなーと。
まあでもこの辺を改善してもユーザー数の維持には役立ちそうだけど課金には繋がらなさそうだし、この辺には目を瞑ろう。

そして光るところもある。
まずストーリーが素晴らしい。
ラノベ作家さんに依頼して書いてもらっただけあって「これタダで読んでていいのか?」って個人的に思ったレベルである。
このゲームはストーリーを読んでもデレステスクフェスみたいに石貰えたり曲が解禁されるワケではないのだが、それでも読む価値がある。
僕は基本的にソシャゲのストーリーは読み飛ばすものだと思っているが、このストーリーは読むためのもの、いや読ませていただくためのものだと思っている。と言うかこれまで見たソシャゲのストーリーの中で1番好きとまで言い切れる。ソシャゲに限らないゲームのシナリオの中でも五本の指に入るんじゃなかろうか、まあそれは僕がストーリー重視のゲームをそんなにやってないからでもあるのだが、まあつべこべ言わず読め。

ストーリーの種類は3人一組のユニットのメンバーで話が進むメインシナリオとそれぞれのキャラクター単体についてのキャラシナリオ、あとイベントシナリオがある。
メインシナリオは日常をきゃっきゃと送りながらさらっとトップアイドルへ登りつめていく話かと思いきや(章の前半はこんな感じ)、結構シリアスな展開にも突入する。でもアイドル達がそのシリアスに立ち向かい、克服して成長していく様は読んでてとても気持ちがいい。
特にガネパ三章はすごい、語彙力がダメになるくらいすごい。前々からウワサは聞いていたのだがいざ自分の目で見てみると事前に建ててたハードルをやすやすと超えていった。声優さん迫真の演技もあって(特に留奈役の人がすごい)読んでる最中の没入感と1話終わるごとに湧き上がる「続きはどうなるんだ?早く見たい!」って感情は完全に名作のそれ。読み終えたあと、このアプリに出会えてよかったと心から思った。お願いだからみんな読んで欲しい
全体的にまるでよくできたラノベを読んでる感じ、と言うより、「起伏がある物語」を取り扱ってるラノベでこれのストーリーぐらいの水準に達しているものは今どれだけ市場に出回ってるだろうか?変なところで張り合うのもアレだが、とにかく、しっかりした人を使ってるおかげですごく良いものに出来上がったってことである。

次にキャラシナリオだが、まずはこのキャラシナリオ選択画面を見ていただきたい

タイトルだけですごい求心力である。
中身も単純に読んでて幸せになれる。
チームシナリオと違ってだいたい日常系の話だが、キャラの細かい掘り下げに大きく貢献しており、読めば読むほどにアイコネの世界に引き込まれる。まさに沼である。

まあ主人公であるプロデューサーとアイドル達の距離がなんだか妙に近くてそれはアイドルのプロデューサーとしてどうなんだ!って思う場面やアイドルがプロデューサーに対して好感度が高すぎると思う場面も多々あるが、まあラノベのノリだと思ってかるーく流そう。
そんなストーリーを彩るキャラ達はみんな個性的で尊い。
ちょっとゴテゴテに属性を盛ってる気もするが、物語を作る上でキャラに無理矢理でも個性を置くことは大事なことである。特にラノベとかにおいては。
こちらの泉水つかさちゃんなんか、こんな人畜無害な見た目で世間知らずのお嬢様ゲーマー無邪気おっぱいとてんこ盛りである。
まあかわいいからそれでいいんだよ。
ちなみに僕は千乃ちゃんを推してたんだけど、これはひなビタにおけるめう推しみたいな、誰もが通る道な気がする。みんなでくたくたしよう。

それに最初は属性盛り付けただけのように感じられるキャラ達も、キャラストーリーやらを読み込むごとにドンドンそのキャラの魅力が掘り下げられ、彼女達のことがわかってくると彼女達は世界にまたとないオンリーワンな存在であることが徐々に分かってくる。人付き合いの基本ですな。


あとサブキャラもやたら充実してる。
事務員のまひろさんとか言う名前と立ち位置だけで某緑の悪魔を思い出させるキャラとか、ちなみにこっちのまひろさんは作中事あるごとにプロデューサーから天使扱いされる。確かにコイツに課金を催促されたことはないが…
他にもトレーナーのキャラクターが3人も居たり、それぞれにCVがついてたりと妙なところで作りが丁寧(そのお金でもっと大御所に曲を発注すれば良かったとか言わない)ボイスレッスントレーナーのあやせさんかわいいよあやせさん。

あと曲も幾つか好きなのができた。
個人的にはSTAGEや恋スル私←New!、Strawberry girlが気に入った。こうして今ブログの文章を書いてる間も脳内でSTAGEのループ再生が止まらないくらい好き。
まあでも音ゲーに向いてるか?って言うと別の話。だいたいの曲は世間一般では中速〜低速、つまり音ゲーマーにとってはだいたい低速曲に感じられる曲である。
まあこうなると譜面の難易度を上げるのは難しいワケで…音数も少ないし…いや僕は低速曲譜面好きだけどね。物理ボタンなら。
でもこれは別にアイコネに限った話では無いよなあ…アイドル音ゲーを新しく作る会社は意外とこの辺が分かってないんじゃないのかしら。
あと曲の追加ペースが遅い。リリースされたのが8/16で、9/30にやっと新曲を1曲追加している。ちなみにこの間にボルテは新曲を15曲(ブラスター入れると20曲)追加している。まあ楽曲公募制かつAC音ゲー界でも異常なペースで曲を追加してるボルテと比べるのもアレだけど。

あとこの手のゲームではライブ終わったあとレア度Nのカードがワラワラ湧いてきてボックスや受け取りボックスをどんどん圧迫していくのだが、アイコネの場合は経験値とコイン以外は手に入らない。
この仕様自体はいいと思うのだが、じゃあどうやってキャラのレベルを上げるのかというとひたすらコインで引けるガチャを回してエサとなるNカードを確保し、食わせまくるのである。
正直かったるいのでトレチケ的なのが欲しかったし、それも実装してれば、育成周りとボックス周りは他のアイドルソシャゲーとは一線を画す快適さになってたと思われる。

あとこの手のゲームに付き物のイベントについてだが、基本的には普通にライブしてポイントを集めようみたいなシステム。課題曲とか新曲とかはない。
まあでもスクフェスでことりちゃん3枚取り狙った時は何回もぶる〜べりぃ とれいんを聞かされて脳がヤラレちゃうんじゃないか(本望)って思いをしたこともあり、またデレステの変なイベントみたいにやる曲をランダムで決められてフルコンランプが付かないよりはマシな気がする。
それにイベントにもストーリーはくっついてる。イベントストーリーもすごくよくできてる。むしろイベントストーリーのためにイベントを走ったまである。こないだのイベントのつかさちゃんかわいかったな〜〜。
しかしイベントは妙に過疎ってる。イベントポイントを1万点集めるとイベントの報酬カードが1枚もらえるんだけど、その分ポイントを集めるだけで2枚取り圏内にランクインしてた。ストーリーはいいんだからみんなもっと走ろうぜ。

しかし、イベントを走ることは2度とできない。
11月7日、アイドルコネクトのサービス終了が決定された。

僕はサービス終了のお知らせを見た時、まずひとしきり笑って、そして胸に様々な思いがこみ上げてきた。

もう2度と彼女達に会えない、声を聞くこともできない。もはやこれは彼女達に訪れた”死”である。

こう考えた時、僕は彼女達から離れ難い、離れたくない、もう2度と会えないなんてイヤだ。どうやら僕はアイコネに思ってた以上に夢中になっていたらしい。

これはまるで、病弱な彼女と覚悟して付き合ったらある日彼女が倒れて「余命一ヶ月です。」と言われたようなもの。

僕はもう彼女達をアスタリスクライブに連れて行くことはできない…

シナリオの中でアイドル達が言ってた、「もっともっとアイドルをやってみたい」と。

しかしそれは叶わぬ夢、運命とも形容できる現実。

アイコネでコミケのスペースを取った同人作家さんがいた。その人もアイコネに夢中になっていた。でも…冬コミよりも先にアプリのサービスが終了してしまった。

この体の奥に重くのしかかる何か。目の奥からこみ上げてくる何か。

もう、2度と、会えないのだ。

大切な人との別れって、人生のもっと後で経験すると思ってた。

2次元には老いも死もないから絶対に裏切らないと思ってた。

ところが、現代の2次元には”死”が存在するのだ。

僕は2次元にいる大切な人との別れを経験した珍しい人なんだろう。

でも、そんなことどうでもいい。
もっと彼女達と同じ時を…

海外には有名なクソゲーレビュアーのAVGNことジェームズ・ロルフって人がいる。
この人は壁一面にクソゲーのコレクションを飾っている。
このゲームはゲーム性だけ見たらクソゲーなのかもしれない。でも昔のカセットのクソゲーと違ってこれはコレクションにしておく事もできない。
現代のクソゲーは、消えて無くなってしまうのである。




いろいろと思いの丈を吐き出してきたが、もうこの辺にしておこう。

とにかくついにサービス終了が決まってしまい、毎日10連ガチャ1回分の石が配られるなどある意味お祭り状態だ。
でもふと頭にもう2度と会えないことがよぎるとホントにツライですね。
んで結論としては、パッと見てダメそうなスマホゲーでも光るところがある。そしてやり始めるとなんやかんやで愛着が湧き、離れがたくなる。
そして安泰なスマホゲーに比べて割とすぐにサービス終了してしまうので喪失感がヤバイってことです。
要するにダメそうなスマホゲーに手を出すと時間をムダにするか2次元にあるはずのない別れの時を経験することになるので、やめといたほうがいい、ってこと。

それでは最後にこの言葉でやたらと長くなってしまったこの記事を締めたいと思う。

世界がこの短い輝きを忘れたとしても、僕は絶対に忘れない。アイドルコネクトは僕の中に永遠に残り続けるだろう。













【追記、訂正】
てっきりこの記事は身内だけに留まるものだと思ってましたが、予想外に反響があったようで嬉しいやらでも話題になってもアイコネが生き返るわけではないやで複雑な心境です。
それで、身内だけに留まるものだと思ってたので幾つか文中の指摘を受けたので訂正させて頂きたいと思います。

「ラジオを1年ぐらいサボってたひなビタにコイツの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。」と文中に記載しましたが、どうやらそれはドラマCDでの活動にシフトしたからだそうです。物をよく知らないのに罵倒してしまい申し訳ございませんでした。

「例えばタッチパネル式音ゲーのパイオニアであるリフレク」と記載しましたが、リフレクの前にDJMAX TECHNIKAと言うタッチパネルを採用した音ゲーが稼働していたそうです。無知ゆえに間違いを書いてしまい申し訳ございません。というかカッコつけずに「タッチパネル式の音ゲーの1つである」みたいに書いておけば誰も傷つかなかったんや。

まだまだ文中に粗があるかも知れませんが、どうぞよろしくお願い致します。

【さらに追記、ついにアイコネがサービス終了してしまったことについて】

本日11月30日15時頃、とうとうアイドルコネクトがサービス終了してしまった。
試しにアプリを起動しても下の画像にある画面が映るのみである。

一応タイトル画面でアイドル達が「アイドルコネクト、アスタリスクライブ!」とタイトルコールしてるのを聞くことはできるが、もうアイドル達に会いに行くことができなくなってしまった。

さて、悲しみの言葉は上に散々書いておいたの
でそれはひとまず飲み込んでおくとして、それ以外でいろいろと書いておこう。あとこっからは多分気持ち悪い信者みたいなことしか言わないかもしれないので注意。


まず振り返って思うのが、アイコネをやっていくうちにアイドルコネクトに出てくる9人のアイドル達全員のことが自分の中で好きになってしまっていたことだ。

普通この手の複数人の女の子が出てくる企画では、「あーこいつのグッズかあ…スルーでいいや」みたいになるヤツが1人か2人は必ず出てくるのだが、アイコネはいつの間にか全員に対して尊く感じてしまうようになっていた。

特に、アイドル物の企画だと、タイトルとかでセンターを飾るリーダー格の子がなぜか個人的にしっくり来ない傾向にあるのだが、アイコネにおけるタイトルでセンターを飾る枠の空子なんか推せる要素しかないよほんと。今も脳内でシナリオ中の空子のたくさんの言葉が脳内を…

なんかただの優柔不断がテキトーなこと言ってるだけにも見えるが、オタクがよくやるキャラの魅力をつぶさに語るアレをやる文章力や経験がないだけであって、全員が全員違う魅力があって全員好きになってしまっていたということに嘘偽りはないことをここに誓いたい。


そして未実装曲やらを収録したアイコネの新しいCDの発売が決定された。
これの告知ツイートをツイッターで見たときリアルに「やったあああああああ!!!」って声が出た。
正直前々から告知はされていたが、CDが本当に出るかも怪しかったのだが、とりあえず公式からの告知とジャケのサンプル画像が上がったのでまだ希望は失われてないというか、そんな感じの気分になった。

まずこのアルバムだが、タイトルがすごい。

『キミが一度笑うなら、千回わたしは歌うんだ。』

というのがこのアルバムのタイトルなのだが。うん、ブログでこの感想は禁句だと思うのだが、言葉は要らない。

とりあえず僕の携帯のプレイリストを漁ってCDのタイトル達を見比べてみたのだが、ここまでのタイトルは他に見当たらなかった(と言ってもそもそも僕は変な同人音楽とかアニソンとかオトンから布教された昔のアメリカのロックバンドとかしか聞かないからプレイリストにはスカした英語のタイトルしか並んでなかったのだが)

そして公式ツイッターから拝借したアルバムのジャケットのサンプルがこれ

昨日まで毎日のように見ていた空子の真っ直ぐな眩しい笑顔、そして抱えられたたくさんの思い出が詰まったアルバム…素晴らしいけど、もっと遠い未来で出会いたかった。

とにかくしばらくはアイコネなしの人生でも道を照らす光ができた。いつか購入した際には感想をまたブログにでも書きたいですね。


そして今日何度もツイッターで「アイコネ」って検索をかけていたのだが、そこにはとてもサービス終了するソシャゲのものとは思えないほどのたくさんの、そして愛に溢れたツイートがあった。

アイコネ終了を悲しむ人、お疲れさまと言う人、「さーて今日もアイコネやるぞ!」と何か錯乱してる人、キャラへの思いを熱く語る人、お別れのイラストを描く人、声優さんからの温かいメッセージ…

どれもコンテンツにしっかり入り込んでないと成しえない反応である。詳しくはツイッターで検索をかけてもらいたい。
ちなみに他のソシャゲと比較するのもアレだが、検索をかけるならついでに同じく今日サービス終了したタワーライジングも検索にかけてみるとアイコネのある意味で異常なとこがよくわかる。


そして実際にサービス終了してロード画面のまま進まないアイコネを見て思ったことがある。
まるで退場したあとのまだ賑やかな遊園地をエントランスから眺めているというか、ロード画面の向こう側ではアイドル達がやんやと日常を送っていて、僕はそれを声も聞こえず姿が見えないほど遠くから眺めているというか、そんな感覚に襲われた。

その時に初めて気が付いたのだ。上で「これは彼女達に訪れた死である」とか書いといて何だけど、彼女達はまだロード画面の向こう側で確かに生きているのだと。

正直サービス終了するまでは、ブコメで「筆者がアイコネを忘れない限りアイコネは死なない、2次創作だ!」というコメントを頂いたのだが、申し訳ないことに「僕は死人である織田信長を覚えていて、質はともかくその気になれば織田信長を題材にした何かを書けるんだけど、それと同じじゃん!」と思っていた。

でもサービス終了を迎えて初めてわかった。彼女達は死んではいないのだ。新しいCDも出る予定だし、アイコネが無くなったわけではないのだ。

僕はなんて愚かだったのだろう。でも大切なことに気がつけてよかった。2次創作かあ…出来るとしたら普段から読んでるSSくらいしかできなさそうだし、前一回ラ!のSSを「SUPERSTAR満がもしラ!の世界に転生したら」みたいな終わってる設定で書こうとしたけど下書き段階で風呂敷を広げる段階で挫折したことが…んーでもひかりのキャラシナリオの「今日から秘書」の続きとかなんか書けそうな感じもしなくも…いやでもやはりアイコネに汚物は塗りたくりたくないのと普通にこれからしばらく忙しくなるのとで…

どうでもいい黒歴史を晒してないでとっととまとめに入ろう。


まず、サービス終了が悲し過ぎて結構精神的に来てるのだが、これだけは胸を張って言える。
人生の中でアイドルコネクトに出会えてよかった、と。

そしてアイコネに出会ってからの3ヶ月間、とても楽しかった、と。

最後に、アイドルコネクトの制作、開発に関わっていた全ての方々。このような素晴らしい作品を世に出してくれてありがとうございます。

明日からも地球は回るし時間は進むし世界は動く。強く生きていこう。


【さらにさらに追記】
いろいろあってアイコネ復活しました。
もうこれ以上書き足すのもアレなのでコレを見てください

http://tekkukun323.hatenablog.com/entry/2016/12/21/195027


【おまけ、アイコネシナリオ名言集】
アイコネのやたらとクオリティの高いシナリオの個人的な名場面をドンドコ貼っていこうと思う。
こう名場面を次々スクショしてたら最近カメラロールがアイコネのスクショで埋め尽くされてしまった。
それではいってみよー!


周りに働き過ぎて心配な人がいる時に使えそう


ノー勉で試験に挑む時とか、新しい仕事をやってみる時とか、連動でやったこと無い音ゲーを触る時とかに使えそう

音ゲーマーってこんな感じ


これまでずっとパセリを使ってたけど諸事情で初めて100円玉を使う時に使えそう


らしいです



ん?今何でも(ry


壁ドンとかしてもらいたい時に使おう


凡庸性高い


家からベットを持って行きたい時に使おう


自分の中で何かを変えた時とか、自分の本当のことを伝える時に使おう


自分の好きな分野について無限に語るオタクあるある


焼肉食べ放題に来た時とかに使おう


こっちくんな


死人が出そうな時に使おう


かわいい


ゆるふわが過ぎる時に使おう


プリパラのプリズムガヤを彷彿とさせる何か


今月のお小遣いを全部使った時に使おう


褒めて欲しい時に使おう


恋愛した時とかに使えそう


草生えた時に使えそう


何を言ってるんだ…


別にそうでもないです(ぼっち並感)


名言製造機留奈さん


ガチでシリアスな話になるとこんな感じに、仔細は君の目で!…見れるのかな…残り時間的に…


サービス終了が決まった後にこう言うのを見ると本当につらい。これは叶わぬ夢…



その他、謎のシーン

いろいろあって「幼女は百合に傾きやすい」って仮説ができた話

こないだ知り合いが「特撮は第一に子供のために作られてるんだから新しい特撮のキャラのデザインがあーだこーだ言うのは老害じゃん」って言っててふと思い出したことがある。

最近プリパラにちりちゃんってキャラ、いや僕の胸を打つジャストでグレートな幼女が出始めて(初出は結構前です、全くの余談だけど再登場した回のサブタイは「ちりちりちりちゃん」サブタイとは一体…)からプリパラの尊さが跳ね上がってるんだけど、ちりちゃんがプリパラ内でアイドルになると(プリパラは設定上プリパラの施設内に入った女の子はなんかアイドル衣装を着て性格や語尾が変わったり変わらなかったりします)元々内気だけどプリパラに憧れててことあるごとに「はわわわぁ〜」って言う尊い幼女だったのが頭身がすんごい上がってすんごい高飛車な全然違うキャラに変わってしまったという事件があった。僕の脳裏には当初「もどして」の四文字が浮かんだが(でもなんやかんやで今ではイメチェン後も気に入りつつある、ペッパーが苦手なちりちゃんかわいい)、ここでまた思ったことがある。
本来の視聴者であるリアル幼女先輩からしたらちりちゃんはイメチェンした方が魅力的なのでは?と。
幼女先輩からしたら萌え一辺倒な元のちりちゃんのままよりもイメチェンしておもしろいキャラになった方がいいんじゃないか?と。
そう、プリパラは幼女のために作られている、はず。だから幼女先輩が先にあって、俺たちは後だ。
僕はプリパラ本編で「そこにかしこまりなさーい!」とらぁらを土下座させるちりちゃんを見ながらそう思った。
んでこのことを思い出した時に1つ思ったことがある。実際幼女先輩は変身前ちりちゃんと変身後ちりちゃんのどっちが好きなんだろう、と。
これについては答えが出なかったが、その過程で新たな発見、それも己の未熟さの発見があった。

「そもそも幼女が好きなものってなんだろう?」

と。

相手の好みを知っておくのは相手にアプローチする時には基本的かつとても効果的な手法である。
長年ロリコンをやって来たが、その間幼女のことを知ろうともせずにただ幼女を求めていただけであった。これはもう幼女の話とか関係なしに人間として無能であると言わざるを得ない。
それで早速幼女の好みについてあれこれ考えてみた。ついでに「幼女特有の狭いコミュニティでゆりゆりしたいなー。」とか考えてた。

幼女の好きなもの…とりあえず不本意だが妹の幼少期を参考にすると…とりあえずピンク色の物体を好んでたな…あと小学生男子は割と色んな奴とまとまって遊んでたけど、妹の場合、ってか女子小学生の場合は結構決まった友達と遊んでたなあ…
ん?待てよ…女子小学生のコミュニティは女子高生やら女子大生やらババアに比べて比較的狭く深い。これって百合に通ずる何かがある気がする。百合も基本的に1対1だから範囲は狭いし、言うまでもなく相手に深く関わる。女子小学生にこの傾向が強いという事は…

というわけでタイトルの結論に行き着いたワケだ。

まあ問題があるとすれば、女子小学生が「恋」と言う概念を理解してるか?ってとこだが、まあヤツらなんだかんだでマセてるから大丈夫だろう。これが男子小学生なら確実にアウトとなる。
ってかむしろ女子小学生のうちにレズ化したら多分その後の人生においても元には戻らないだろうし、ってことは世の中の女性は実は結構な割合で幼少期にレズ化したままレズであり続けているのではないだろうか?
これがもしマジだったら男の身である僕は喜ぶべきか悲しむべきか…人生には考えても考えても解決できない物事が多いものですなあ…

オタクの「布教」には素直に乗っかった方がいいかもしれない話

よくオタクは自分の好きなものを勧める時に「布教」って言葉を使う。
そして知り合いに自分の好きなものを勧めてそのコンテンツについて語れる人を増やしたり、単にそのコンテンツを知らない人にベラベラと自分の見解を語りたかったりと結構独りよがりな理由で布教が行われることも多い(ソースは僕)
ただ布教の対象になることが多いオタク気質な人は自分の世界を持ってることが多く、なかなか他人から勧められたモノを受け入れるのは難しいって人が多いです。僕とか。
でも、オタクの「布教」を頭ごなしに突っ撥ねるのではなく、受け入れた方が勧める側だけでなく勧められる側にもメリットはあると思います。その理由としては。
・コンテンツの好きな度合いには幾つか壁があり、布教されるコンテンツは「布教したくなるぐらいいいコンテンツ」というラインを超えているため良質なコンテンツである可能性が高い。
・自分で新しく好きなコンテンツを見つけるよりも少ない労力新しい良質なコンテンツが見つかる可能性が高い。
の2つですね。今回主に言いたいのは前者のことなんですけど。まあとりあえず前者について。
みなさんも好きなコンテンツ。例えば好きなテレビ番組とか好きな芸能人とか好きな食べ物とか好きな歌とか好きなゲームとか色々あると思いますが、それぞれ好きな具合にも序列があると思います。
それで、これは僕の場合なんですけど、特にアニメとかでは好きな具合の序列の基準として、「好きだけど人に勧められる程ではない」ってのと「人に積極的に勧めたくて仕方ないぐらい好き」と言う2つのラインがあります。
それで、僕が何か人に勧めたくなったものは「人に勧めたいぐらい好き」のラインを超えてるんですね。
でも、それぐらい好きになるものって総じて好きになるだけの魅力的なポイントみたいなものがあります。たくさんあります。
まあ要するにしょうもないモノは布教対象にはならないけれど人を惹きつける要素があればオススメする人も出てくるからオススメされてるモノは良質なコンテンツである可能性が高いってことです。勧めてる人が自分と似たような趣味嗜好であればあるほどアタリである確率が高いです。
それに、前にも挙げたように、逆に自分で新しい良質なコンテンツを探そうとすると結構大変です。
例えば今から人に勧められるぐらい面白いゲームをネットの情報無しで何か発掘してきてって言われたら結構しんどいです。何作もプレイしなきゃいけないし。
でも人にオススメを聞けば毎回良質なものが当たるとまでは言えないけどかなりの確率でアタリを引くことができると思います。
こういったこともあって、オタクの情熱と専門分野に対する深い知識に基づいたオススメである「布教」はよほど自分の趣味で時間を押しつぶされてない限りはちょっと覗いてみても損はないと思います。
でも友人がグルコスやらグラブルやらを結構布教してくるけどほとんど乗っかれてないなあ…
オタクの自分の世界を崩すのは難しきことなり…

なぜスクフェスやデレステはフルコンゲーになってしまうのか

結論から言うと音ゲーの楽しみの大きな部分である「スコア詰め」ができないからです。
以下無駄に長いので注意

たまーにスクフェスやらデレステのリザルトをtwitterとかで見かけると内容はだいたい「〇〇フルコン!」だの「〇〇1切りしたチクショー!!!」だのとコンボ関係にまつわる話しか見ない。
「Sランク取った!」みたいなのは見かけないワケです。
でもAC音ゲーやらのリザルトだと「〇〇AA」だの「〇〇鳥」だの「〇〇990k」だのスコアに関するリザルトをよく見かけます。ってかだいたいこれです。
なんでこんな現象が起こってるのかと言いますとそれはAC音ゲーに比べて簡単過ぎてすぐにフルコンできるからwwwwww……ではなくて、スコアが腕前ではなくカードの性能に依存するためスコアの概念がほとんど意味ないからです。

もちろんスクフェスやらデレステやらにもスコアやスコアランクの概念はゲーム内にあります。でも上記の問題点のせいで、スコアランクはボーナスでゲーム内通貨をくれるためのものぐらいの認識になってしまってます。

スクフェスとかはソーシャルゲームである以上ガチャで大量に集金しないといけないんだけどそのためにはガチャから出る魅力的なキャラを考えなければならない。
んでガチャからでるレアキャラのざっと思いつく魅力はこんなもんです。
・キャラの見た目
・キャラの隠しストーリー解禁
・強力なスキル
・高いステータス
まあつまり、後者2つの魅力的な点によって、強いキャラを持ってれば簡単に高いスコアが出るし、逆にガチャを引かずに弱いキャラしかいないとフルコンしても全然スコアが出ないってことになってるのです。
じゃあなんでそれが問題なのか、課金した方が高いスコアが出るのはソシャゲーだししょうがないじゃんって思うかも知れないけどここで1つ音ゲーにおけるプレイヤーの到達点とか目標点的なことについて話します。

プレイヤーが音ゲーをプレイする時の目標としては多分次の3つだと思います。
・クリア
・フルコン
・スコア
まずクリアについてですが、これは一応目標点にはなります。が、スクフェスやらデレステやらは結構クリア難易度は低い傾向にあるので(スクフェスのmasやらデレステのmas+とかはそうも言ってられないけど)、目標点としてはかなり低め、人によってはクリアして当然とまでになると思われます。
そしてスコアですが、まあこれも先ほど言ったようにスコアなんてあってないようなものなので目標点にはなりません。
そして最後に残ったフルコンという点だけがプレイヤーの目標になります。
本来普通の音ゲーの目標点の推移としては大体
クリア→スコア詰め→ついでにフルコンを狙う→最終的には理論値へ
ってなりますが、スクフェスやらはこのスコア詰めの部分が無くなるので
クリア→フルコン狙い
となります。
まあ要するに、クリアしたらもうフルコン狙いくらいしかやることがないんですよね。
だからみんなスクフェスやらのゲームのリザルトではフルコンか否かでしか語らないワケです。ここまでダラダラ書いといてなんだけど結論としてはそう言うことです。
「で、それのどこがいけないの?」と思われるかも知れないけど、いけないというかスコア詰めがあった方が楽しいと思うのでそのことについて書いてきます。

まず、音ゲーである曲をクリアしてからフルコンに至るまでは壁が何枚もあると思うんですよ。
だからスクフェスやらは始めた頃は低難度をフルコンしつつ高難度をクリアすることでモチベが保たれるけど、そのうち高難度をクリアし尽くして低難度のフルコンが埋まり、ちょっと自分の実力ではもうフルコンは絶対無理だなーって曲が残ったりします。
「ヘタクソ」って言われたらそれまでだけど、その「ヘタクソ」な状態から高難度をフルコンできるようになるまでの間を埋めてくれるのがスコア詰めなワケです。
簡単な話、スコア詰めてたら気がついたらキツイ曲でもフルコンできるようになってるもんなんです。
スコア詰めってのはモチベ的な意味ではかなり重要な位置を占めてると思うんだけど、レアキャラに価値を持たせるためにスコア詰めの概念を取っ払ったせいであるとこまでやって飽きたプレイヤーが少なからずいるんじゃないか?と勝手に思ってます。
ってかAC音ゲーなんかでスコアの上限値をレアカードの性能で決まるようにしたらすんごい叩かれますからね。ってかミュゼカでえらい叩かれました。
じゃあどんな要素ならレアキャラに価値を持たせられるんだと思われるかも知れないけど、ここは最近出てきてすんごい人気なチュウニを参考にしてはいかがでしょうか。楽曲解禁やクリアゲージやイベント進行速度にだけキャラの性能が関わってくるシステムなんだけどこれならいけるんじゃないの?

まあここまでのことをまとめると
スクフェスやらはソシャゲなので「レアキャラだと高いスコアが出る」って設定したためにスコア詰めの概念がなくなった。
・スコア詰めがあった方がモチベ維持だったり自分の腕前の上達率がわかりやすかったりでこっちの方が楽しい
ってことです。

ってかスクフェスやらデレステでURやらSSRを狙う時って99.9%キャラ愛によるものだから別にレアキャラを高性能にしなくてもほとんど問題ない気もする。

なぜ制服は男を惑わし続けているのか

「周りの女の子がかわいい服着てたら男共が勉強に集中できないだろうから女の子は制服を着ろ、ってか男も制服を着ろ。」ってのが制服を着せられる理由である。
ところが、「高校卒業しても制服を捨てないでおくと彼氏が喜ぶぞ。」とか言われてたりドンキのコスプレ衣装コーナーには女子制服がズラリと並び、「むしろ制服が一番かわいいから一番勉強に集中できない。」とかまで言われる始末。
にしてもやたらと人気だ。別に男にウケるって点だけを重要視されて作られた訳でもないのに女の子の着る服人気度ランキングのトップランカーとなっている。
その魔性の魅力の理由になんと仮説が立ったので発表したいと思う。

制服は妙に女の子を引き立て、さらにたまーに見かける女の子の私服姿の価値を10倍ぐらい底上げするすごい兵器だ。
そんな制服の特徴としては。
・ワイシャツやブレザーなどのかしこまった服で構成されてる
・多くの人が目にする
・学生時代に強制的に着せられる
と言ったところだろうか。
制服見た目的な最大の特徴は最初に挙げたかしこまった服で構成されてる点である。
華美な服は教育の場にはふさわしくないので当然なのだが、なぜかその華美ではない服が多くの男たちを惹きつけ続けている。
しかし、あまり華美ではない服の代表格であるスーツはどうだろう。ぶっちゃけあんま人気なくね?
いや個人の好みにもよるだろうけどそれでも制服ほどの人気はないと思う。
このように、制服はその衣装の見た目と人気は他の衣装に比べると関係性が小さいのでは?と思った。
そこで、今回は挙げた中では最後の特徴である、学生時代に強制的に着せられる、という点に注目した。
そこで、学生時代の人間の特徴を考える。
まず送り手である女性はまあこう言うと色んなフェミニストやババアにぎゃあぎゃあ言われそうだけどなんだかんだで中学〜高校ぐらいの年齢が一番異性として魅力があるのでは?と言われている。僕の場合もうちょい年齢が下になるとかはほんとどうでもいい。
そして、受け手である学生時代の男性の特徴だ。
これはもう言うまでもないだろう。そう、この時期の男どもは一番エロいのである。
うん。この時期の男はエロを求めた結果架空請求の対応に詳しくなったりするからね。
とにかくこの時期の男ってのはほんとエロい事しか考えてない。
んで異性への関心が一番強いかつ異性が一番魅力的になってる時期に近い年齢の異性がほぼ確実に着てる服。それが制服なのである。
つまり、魅力的なのは制服そのものではなく制服を着た同年代の女の子であり、更に学生時代の男子サイドのエロさによってさらなるプラス補正がかかった結果、「制服=魅力的」という図式が刷り込まれている可能性が高い。
多分学生時代に制服を着てるのが同級生の女の子じゃなくてアラフォーの女教師達だったらほとんどの男は制服がトラウマになるだろう。
更に多くの人が学生時代に制服が身近にある環境に置かれることにより、同じ職業衣装であるメイド服やナース服などよりも広範囲に渡る人気を得て人権を獲得している。
「制服好き」って言ったらギリギリ許されそうだけど「メイド服好き」って言ったら即通報されますからね。

こうして僕は制服が持つ謎の魅力の正体は、制服と身近に接する時期の影響によって刷り込まれたモノだという仮説を立てた。
その過程でウィキペディアで「メイド服」って検索したり、しかもその記事になんか見覚えがあると思ったら前にも見たことがあることに気がついたりと涙無しには語れないいきさつがある。
それはともかく、制服がやたら人気な理由が男子学生がエロい事しか考えてないからって判明したので、全日本制服よりメイド服の方が普通にかわいいだろ協会の一員としては、全国の男子学生の皆さんがもう少しエロくなくなるか学校の制服をメイド服に統一して下さい。もちろん男子もメイド服です。お願いしますよ。

ソシャゲの広告について思ったこと

Twitterやらテキトーなサイトを見てるとどうしても目に付く有象無象のソシャゲの広告。
我々は普段この手の広告は読み飛ばすものとして認識し見かけ次第無視しているが、あえてちょっと見てみるとだいたい3種類の方法でゲームをアピールしていることがわかる。

まず1つ目は素直にゲームの内容を紹介。
これはゲーム性に工夫があるソシャゲによく取られる手法であり、まあまあ面白いゲームである可能性もあるのでちょっとチェックしてみるのも悪くないと思う。
最近のに○んこ大戦争の広告はこのパターンに当てはまってる気がする。

2つ目はキャラクター紹介。
ゲーム内に出てくるキャラクター(だいたい美少女キャラ)の画像をとりあえず出しておいてそのキャラに萌えたオタク達を釣って新規に取り込もうって魂胆だろう。
この手の場合は絵を全面的に推しすぎてゲーム自体はどうしようもないクソゲーであることも多い。
特にキャラクターの横にCV(有名な声優)とか書いてあるやつは地雷率が高い(CSゲーでも豪華声優陣とか出てたら地雷ってよく言われるし)
声優ゲーはあくまで声優オタクを対象にしているのであってゲーマーを対象に重視している訳ではないのだ(全部が全部そうではないけど)
実体験だとよく広告で見かけた○リモアは絵はまあええやんと思ってたけどなんとひなビタとコラボしたってことでやってみたら「これはゲームと呼べるのか?」と思わざるを得ないモバゲーとかグリーとかのゲームを彷彿とさせるポチポチゲーでイベント終わってからは全く触れてなかったりする。(後になって考えるとアレはどっちかと言うとギャルゲーと言うかちょっと凝ったノベゲーとして見るのが正しいからその辺にロクに触れたことがない僕が酷評するのも良くない事かもしれない、ちゃんとやってる人がいたらごめんなさい、でも僕には合わなかった)

そして3つ目のソシャゲの宣伝方法は、
「ガチャ○○連プレゼント!」「今なら☆5確定で貰える!」「リセマラやり放題!」
と言ったガチャ関係の広告。今回物申したいのはコレについてだ。
正直上2つの広告はまだ心惹かれることもあるが、このガチャ関連のプレゼントが貰える広告は全く心惹かれない。

そもそもソシャゲで課金してまでガチャを引くのはどんな時かというと、そのガチャでどうしても欲しいものが出た時である。
そして大量のハズレやいらないものがある中で狙いのものを引いた時はめっちゃ嬉しいし、逆に欲しいものがガチャになかったら次のアプデや期間限定イベントまではガチャを引かないだろう。
つまり、欲しいものがないとガチャを引く気になれないし、引いてもあんまり楽しくないのだ。
そして、ガチャで欲しいものがどうやってできるのかというと、そのゲームをある程度やり込んで情報を集めてこのゲームはこういう戦法が強いとかガチャからでるあるキャラクターが強いとかが分かってきて初めてガチャを引いてそのキャラクターやらが欲しいと思うようになるのである。
ところが、どこの馬の骨とも知らない有象無象のゲームでのガチャが○○回回せるとかリセマラやり放題とか言われても、そもそも欲しいキャラクターがいないからガチャを回したいという欲求が全くもって生まれないし、そのゲームに対する興味は全くもって湧いてこない。
例えば、あなたがやり込んでるソシャゲで突然ガチャ10回分をプレゼントされたら多分結構嬉しくなると思うけど、あなたが最後に見た広告に載ってたソシャゲのガチャ10回分をプレゼントされてもあんまり嬉しくならないと思う。
これならまだ萌え絵で釣った方が幾分かマシに思える。
リセマラの時便利だろという意見があるかも知れないが、そもそもリセマラはそのゲームをやり込みたいと思って始めるのであって最初から興味がないゲームのリセマラが便利だと宣伝されても「だから?」って思う。
要するにだ、ガチャの価値はゲームをやり込むことによって初めて生まれるのだ。なのにそのゲームについて全く知らないのにガチャが回せるとか言われても意味がないのだ。

最近のTwitterに広告が導入されて一段と目に付くようになったソシャゲの広告を見て思い付きで色々と書いてしまった。
でも10個に1個ぐらいのソシャゲが「ガチャ10回分プレゼント」みたいな事を言ってるのを見てていつも「ガチャが引けてキャラを最初から揃えられても肝心のゲームの内容が伝わってこないしむしろガチャにしか価値がない修行ゲーだと暗示しているのか?」と思う。
ソシャゲは課金した人が優位になるためにワザとつまらなくしてるみたいなウワサもあるが、まず触りたくなるような、チュートリアル後のガチャを引き終わってからもログインするようなゲームが増えて欲しいと願う。

あと一度ソシャゲの妙に厨二なクエスト名を考える仕事をやってみたい。バイトかなんかでないかなー、あるワケねぇか。

俺たちは負けてない、むしろ勝っている!!浪人が現役で大学に入った連中に勝ったところまとめ

「突然何言ってるんだコイツは!!!」と言いたくなるようなタイトルですが、今回はこのタイトルどおり浪人になる事による数々のメリットを紹介して行こうと思います。
現役で大学受験に合格した方々からすると「そんなものはない。」と言いたくなるでしょうが、実際に浪人の身になって見ると結構あるんです。

それでは前置きはほどほどにしてとっとと紹介して行きましょう



・働く期間が短くなる

浪人する事によって、その人が働きに出るのは浪人しなかった人よりも当然1年か2年かそれ以上遅くなります。
しかし、会社の定年は別に浪人したから1年長くなるという訳ではなく、仕事やら会社によって決まるでしょう。
つまり、浪人にしても定年退職する日は変わらないのです。
そんな訳で現役で大学に入った連中よりも浪人した方々の方が働く期間が何年か短くなる訳です。
ただし当然ながら生涯年収が少なくなったり昇進が同年代の連中よりも遅いなどのデメリットもあります。
あとコレは別に大学受験浪人じゃなくても就職浪人や大学院生や果ては留年した大学生にも起こる。


・高校を懐かしんでもあまりダサく思われない

大学に入っても新しい友達ができず、いつも高校時代の事についてSNSで話していると、「こいつ大学に馴染めてないのかなー」と思われてウザがられる可能性がありますが、浪人の身ならば「まあ予備校じゃ友達できないのもしょうがないよなー」と言った感じで認められると思われます。



・大学に入ってすぐ酒が飲める

一浪して大学に入った場合は入学時には満19歳、二浪以上なら既に成人しているので大学の新歓の場ですら酒を飲む事も可能です。まあ大学に入れたらの話ですが…
未成年者の飲酒は絶対にダメですよ。


・友達を作らずボッチでも問題ない

大学では周りの人々が友達を次々と作りグループを形成しているため(多分)ボッチだと非常に目立ってしまう上に、そもそもボッチは周りがみんな仲良くしている中で自分は仲良くできず孤立してしまうのがツライため、余り周りの人が仲良くしていない予備校やそもそも人と会わない宅浪なら慣れれば案外ボッチでもそんなにつらくないです。
ただし逆に予備校内で友達を作るのはハードルが高いためボッチになる確率は大学生に比べてとても高くなります。


・煩わしい人間関係がない

先ほども言ったように予備校は人の繋がりが薄い環境なので無理に周りの人に付き合ったりする必要が無くなります。楽!出費減る!!
ただし親と成績やら何やらで揉める事は家庭によっては頻発するので注意。


・似たような服ばっかり着ても問題ない

大学は身だしなみに気を使う必要があるため幾つかのオシャレな服を用意する必要がありますが、予備校なら似たような服ばっかり着てても「浪人なら仕方ない」「浪人あるある」みたいな感じで許される傾向にあり、最悪2着の服を着まわし続ける事も可能です。毎日同じ服を選択せずに着続けるのは流石にやめましょう。


・ヒゲ伸ばし放題

これも大学だと論外ですが、浪人ならあるあるとして許される事案。でもヒゲぐらい剃れ。


・現役組の大学生活での失敗談等を聞くことによって大学生活のスタートに活かし最強の大学生活を送ることが可能

最強の大学デビューとまではいかなくても結構いろんな情報を聞けるため現役組よりも多少楽になると思われます。うまく?いけば留年した人の失敗談も聞く事もできる。
ただしこれも大学に入れたらの話ですが…


・大学1年生の頃から大学内の年下の異性をターゲットにする事も可能

「俺年下好きなんだけど…流石にJKはマズイし接点もない…」
「私ショタコンだから小学生男子食いまくりたいの。」
とこのような欲望を持った方々が現役で大学に入っても大学内で年下の異性と言う存在が発生するのは1年後になりますが、浪人すれば現役で入った異性は年下ですので後者はともかく前者の欲望は1年生の頃から満たすことが可能です。
ただ年下と言ってもJDだしバb…ケバi…まあまあ年食ってるのとこれも大学に入れたらの話で更にあなたが異性をオトす事の出来る魅力的な人であればの話です…


・まとめ

浪人するメリット、数えてみたら8つもありましたね。すごいすごい。
でも現役で大学に行くメリットは絶対にそれ以上に多いんでやっぱり浪人にはなるべきではないですね。
あと今度は現役で大学に行くデメリットでも書いてやろうかと思ったら僕はもう現役で大学に行くことはこの人生の中ではどうやっても不可能だと気がついちゃったので誰か書いて…