いろいろ考察所

ツイッターで書くには余りにも長過ぎたり趣味が入り過ぎてることを隔離する場所

やっっっっと2016年夏アニメを消化したから見たヤツをザックリ紹介


いやー、アニメの録画ってなんでこんなに減らないんだろうねえ。


見ても見てもガンガン録画が溜まり、いつまーでも最新のアニメに追いつかず、Twitterでネタバレを食らうことも数知れず。まとめサイトでその時やってるアニメの記事を見つけてめっちゃ気になるもネタバレを防ぐために開くのを我慢することは日常茶飯事である日々。


今世間は2017年冬クールで、覇権を取るのはこのすば二期かメイドラゴンか、それとも幼女戦記か?と騒がれていたところをけものフレンズが全部持っていったカオスな状況なのだが、僕はまだどーーーーーしても気になったけものフレンズしか見れてない状況です。


今年の冬アニメはけものフレンズを抜きにしてもかなりの豊作っぽいから早く見たいんだけどこの間やっと去年の夏アニメを見終わった状態なのでまだまだかかりそうなんですよねー。


ってなワケで、夏アニメをザックリと見終わったので、秋アニメの消化に移る前に僕が見た夏アニメはどんな感じだったか書いておこうと思います。


ちなみにもちろん全部の夏アニメを紹介する訳じゃなくて、僕が録画して見たヤツだけ紹介するのでそこんとこよろしくお願いしますよ、だからみんな見たことあるヤツとか有名なヤツばっかりになると思うけど、まあこう言うレビュー記事って知らない作品について書いてある部分よりも知ってる作品について書いてある部分の方が読んでて面白かったりするし。


それではまずは売り上げだけならたしか夏アニメ1位だったコイツから


ラブライブ!サンシャイン!!


無印ラブライブが結構好きだったこともあって「一応見とくかー」みたいなノリで録画しておいたんだけど、なんかどうにもビジュアルとかを見てもそんなに惹きつけられないというか、パチモン感があるというか、とにかくなんとなく気に入らなくて期待値は低かったんだけど、結論から言うと結構面白かった。


最初の方は微妙だなーとかやっぱ無印のが面白いやんとか色々思ってたけど3話以降からすごい面白くなって下手したら無印より面白いんじゃないかと思うくらい良かったぞ。


相変わらず挿入歌は良曲だし、ダンスのCGも無印のは正直CG感が強くてあんま好きじゃないんだけどサンシャインのはなんか進化してるからか無印の時よりもCG感が減ってて、見ててよりニヤニヤできる出来上がりになってたのも評価ポイント。


話も普通に面白くて、しかも無印の焼き増しじゃなくてまた色々と違ったもう1つのラブライブを見せてくれた、正直また似たような話をやると思ってたのでいい意味で期待を裏切ってくれた。特に三年生組の話がすごい好きですねぇ、9話ほんとすこ、10話でダイヤが急にポンコツ化するのもすこ。


ただここまで絶賛してきたラブライブサンシャイン、略してラッシャイはなんかネットの評判はえっらい悪くて「これで客が離れた」だの「オワコン」だの色々と言われてるんだけど、正直普通に面白く見てた身からすると疑問でしかなかったのだが、今なら分かります、問題は最終話。


詳しく言及するのは避けるが、見てる途中で「これいる?」見終わった後に「は?!」って言葉が出たことをここに書き記しておく。


途中がどんなに良くても最終話がダメだと後味が悪くなって作品全体の評価が落ちるというか、せめてクソ回になるとしても途中、それも最初の方なら傷は浅かったと思うので、ってか最終話さえ良ければ名作だと俺は思うので本当に惜しい作品だったなーと思う。


ただ最終話もクソ回と言ってもグラスリップ1話よりはよっぽど見れるレベルで今世紀最大級のクソってワケではないです。


あともう1つ不満としてはAqourの曲で恋になりたいAQUARIUMって曲があってAqourの曲はまだあんまり聞けてないんだけどこの曲はなかなか気に入ってて、でも確かアニメで使われてなかったんすよねえ、確かに曲調的に使いづらいんだけど。


ま、そんなとこかなーってことでアイドル繋がりで2クールものだけど次はコイツを


マクロスΔ


ロボアニメ好きなんだけど実はマクロスをちゃんと見るのはコレが初めてです。ごめんなさい。いやFとかはたまにスパロボで見かけるんだけど。


1話を初めて見たときは結構衝撃的でしたね、すごいワクワクした。


ロボがガンガン出てきて弾幕が乱れ飛び爆風が飛び交いその中をアイドルのワルキューレがフリッフリの服を着て歌い踊る。


やっぱロボアニメはガンガン戦闘してアイドルアニメはガンガンライブするのが1番だと思い知らされた回でしたね、ここ伏線です。


その後もまるで良作のロボアニメと良作のアイドルアニメを同時に見ているかのような回が続き、僕の中でも「マクロスええやん!」ってなった。


ただこれも後半になると勢いが失速しなんか後半の話はほとんど説明回ばっかりだったような気が…戦闘シーンも減るし。


それで説明に説明を続けた結果なんと2クールモノのロボアニメのクセにラストバトルの尺が一話分しかないという事態に陥る。しかも戦闘シーンはそのうち半分もなかったような、ってかラストバトルもなんか精神世界での戦いがメインでうーん…


しかもこのアニメは「急に歌うよー」的な展開が頻発する。いやマクロスシリーズだしそれは仕方ないと思うんだけど、個人的には急に歌い出す人を見るのはすごく苦手なのでそこもキツかったです。


まあとにかく、尺の配分を間違えた、と言った印象のアニメ、光る部分はあるが、やっぱロボがガンガン戦闘してくれないとロボアニメは面白くないんだなーと思った作品であった。とにかく説明をもうちょいはしょってラストバトルやその他戦闘シーンの尺を増やして欲しかったなーと思いました。


んじゃ次はコイツを


甘々と稲妻


ゎぁぃょぅじょだぁ!!!
いやつむぎちゃんぐらいの年だとロリってかペドになるのでさすがに違うような…んーでもいけなくもない…


とにかく、父子家庭のお父さんとょぅじょがあれやこれやでJKの家で(と言ってもご飯屋さん的なとこです)ご飯を作ろう!ってお話です。


これだけだと無限に犯罪臭が漂うアニメなんだけど、実際は4歳ぐらいの子供であるつむぎちゃんが主人公なだけあってほのぼのとした話です。


で、このつむぎちゃんなんだけど、なんというかアニメ的なあざとい幼女ではなく(いや拙者これが大好きでござるが)なんか実際にいそうなリアル系幼女な挙動を見せてくれる、というか、リアル系幼女の魅力を詰め込んだキャラクターをしてて。見てるとまるで初孫を見てるおじいちゃんのようや気持ちになってきます。微笑ましい。


あと飯の描写も妙に気合いが入っているので飯テロ注意です。リアタイで見てる人は大変だっただろうなあ…


この美術部には問題がある


今期の個人的発掘物覇権枠、毎回心から楽しみだった。


ジャンルとしては真っ直ぐなラブコメなんだけど、最近この手のジャンルのを見ることがなかなかなかったからか、「ああ…たまにはノンケラブコメもいいよね。」ってなる。


なんていうか、この作品の魅力は「恋してる女の子を見る」って点が1番大きいし、割とそれだけで完結するので語れる部分が少ないんだけど、なんとなーく見てみたら1話でガッツリ掴まれてそのまま最終話まで駆け抜けていったって感じでした。


多少人は選ぶけど多くの人が楽しんで観れると思うのでこれは見てみて損はないと思うので完全にスルーしてた方はご一考を。


NEW GAME!


漫画内のごく一部のコマが有名になった社ちk…ゲーム会社で働く漫画が原作のアニメ。


原作既読勢だったんだけどさすが安心と信頼の動画工房、未読勢でも既読勢でも楽しめる上出来な仕上がりになっていた。


アニメ化した範囲の原作では2巻の最後でちょろっとしか出てなかったクソレズディレクターしずくをレギュラー化したり原作で既にハリネズミの宗次郎という動物枠がいるのにぽっと出のぬこをぶち込んだりその他アニオリ回を入れたりと多少の改変はあるが、それらが作品を壊すことはなくむしろ原作既読勢の身としては新鮮な要素として楽しめた良改変だと思う。


あとアニメ化したことによって所詮4コマ漫画である原作よりも状況把握がしやすくなって、それによって青葉ちゃん(主人公です)がゲーム会社に入社した初日にいきなり夜9時ぐらいまで働かされてたこととかがはっきりわかるようになったりとか、いろいろなツッコミどころ…新発見がありましたね、作中で何かと夜遅くまで働いてるイメージがあるけど始業時間も遅そうな描写があるし多少はね?


きららアニメ特有の百合要素はわりとマイルドなので慣れてない人でも見やすくなっており、作品の話題性と完成度もあって百合への入り口としてはピッタリな一品。まあでも百合要素は無いわけではないので(明確なのでコウりんとか)一応注意してね。


結構売り上げも良かったらしいし、もしかしたらこれ二期あるかもしれないんだけど、そうなったら原作の3.4巻あたりの話がアニメ化されることになるんだが、その辺に入ってくるちょっとシリアスな話が個人的に結構好きだからその辺りもアニメ化してほしいなあ…二期…


アンジュ・ヴィエルジュ


いろいろと間違えて録画しちゃったんだけど、試しに見てみたら破壊力満点のアニメだったのでこれの話をしたい。ってかこの記事の存在自体このアニメについての話がしたいがために書いたのであって、正直これまでの話は前座であるまである。


まずなんとなーく見てみた1話だったが、最初5分くらいソシャゲのザコ敵みたいなのとバトルするのはいい、その後不自然な湯気や謎の光が大活躍するテコ入れお風呂シーンが1話目にして既にぶち込まれるのもまあいいだろう。




しかし、いつまでたってもお風呂シーンが終わらない




3分、5分、10分経ってもお風呂シーンが終わらず、CMを挟んでもまだ画面は肌色一色、その入浴時間は開幕からアバンまで登場キャラが皆全裸だった美男高校地球防衛部二期の1話を超え、その長さはついに僕のリアルでの入浴時間に達する。



ちゃんとは数えてないけど多分1話の尺の2/3ぐらいはお風呂シーンだった気がする。ここまで全裸ばっかり映されると正直全裸でも嬉しくなくなってくる。というよりお風呂シーンが終わった後主要キャラがちゃんと服を着てるのを見てちょっと安心しちゃったレベル。



この記録にも記憶にも残りそうな第1話を始めとしてその後も毎話必ずお風呂シーンが入り、主要キャラの半分が†闇の逆流†を起こして†闇堕ち†し(比喩とかじゃなくて本当に作中でこう言ってた)なんか敵はかわいらしいし
闇堕ちしたキャラも敵対する主人公勢との会話でゲスいことを言って精神攻撃…したりせず、キチンとした正論を言い、お風呂で日本刀の手入れをし(風呂に刀なんて持ち込んだ日には、あとでえらいことになります。 学園キノ3巻より引用)途中でなかなかのレズ展開、しかもだいたいヤンレズ展開が挟まれ、そうそうレズ展開と言えば主人公勢のキャラの話が一個終わるたびにその時敵対してた†闇堕ち†キャラは正気に戻るとき必ず服が弾けて全裸になる(戦闘とか一切してなくても脱げる)し主人公は話ごとにキャラを1人攻略して最終的にレズハーレムを建築するし、そして極め付けはコイツら



主要キャラの半分が闇堕ちした後コイツらによるコントが毎回唐突に挟まれる、その回の話にまったく関係ない、それどころか話の本筋とまったく関係ないのに挟まれる、
ってかコレが本編


そんなわけでB級神クソアニメの要素がこれでもかと詰め込まれ、話が斜め上のさらに斜め上に進んでいく本作は、ある意味このクールで個人的に1番のアタリだと思う。


僕は本編でツッコミを入れながら爆笑し、感想サイトで感想を見てさらに爆笑してたし、多分見るならニコニコでコメント付きで見るのがオススメだと思う。



まとめ


この記事を書いてるうちに結構時間がかかって秋アニメの消化がかなーり進んだし、そろそろ冬アニメまでたどり着けるんじゃないかと思ってて、んで秋アニメが見終わったら1本ヤベーのがあったので今度それの紹介をしてみたいなーって思ってたりして、


うーんでも最近始めたマイクラのことも書きたいしなー…建物完成したらまとめて記事にしたいし…


まあそれはともかく、2016年夏アニメである。


実はこのクールから女性向けホモアニメが増え始めて、それゆえにこのクールは不作なんじゃないかと言われてたけど、個人的には結構いろいろいいのがあった気もする、特にアンジュ。


んで現状アニメの数が多すぎてとても追いきれない状態なんでこれを機に女性向けホモアニメがまあまあな割合を占めてこっちの追う数を減らしつつ女性へもアニメが広がってアニメ会社も女性から搾取して利益を維持してくれればいいかなーって思ってたり、


ま、こんなもんにしときましょう、


んじゃ